「ゼロから行政書士」第1回。知識ゼロから合格を目指すシリーズの入門編です。 行政書士がどんな国家資格なのか、試験の全体像(全60問の構成・出題形式)と、 合格に必要な「3つの基準」を、はじめての方にもわかるようにやさしく解説します。
「ゼロから行政書士」第2回。基礎法学の第一歩、「法の分類」をやさしく解説します。 公法と私法、一般法と特別法、実体法と手続法、成文法と不文法という4つの切り口を、 具体例つきで整理。とくに「特別法は一般法に優先する」という基本原則は必ず押さえましょう。
「ゼロから行政書士」第3回。基礎法学の第2回として「法の効力と解釈」を解説します。 公布と施行のちがい、法律不遡及の原則(刑罰は憲法39条で遡及禁止)、 そして文理解釈と論理解釈(類推・反対・拡張・縮小)まで、条文を正しく使う土台を整理します。
「ゼロから行政書士」第4回。いよいよ憲法に入ります。今回は日本国憲法を貫く「3つの基本原理」を解説。 国民主権・基本的人権の尊重・平和主義とは何か、そして憲法が「国家権力を縛る最高法規」であること、 憲法改正の手続(3分の2発議+国民投票)まで、入門としてやさしく整理します。
「ゼロから行政書士」第5回。憲法の人権分野の入り口、「人権総論」を解説します。 そもそも人権は誰が持つのか(享有主体)を、外国人はマクリーン事件、法人は八幡製鉄事件という 2つの重要判例で整理。さらに、人権を制限する原理「公共の福祉」の考え方までやさしく説明します。
「ゼロから行政書士」第6回。個別の人権の第一歩、「精神的自由」を解説します。 思想・良心の自由(19条)、信教の自由(20条)と政教分離、表現の自由(21条)と検閲の禁止、 そして精神的自由を手厚く守る「二重の基準論」まで、要点をやさしく整理します。
「ゼロから行政書士」第7回。憲法の人権分野から「経済的自由」と「人身の自由」を解説します。 職業選択の自由(22条)と規制目的二分論、財産権(29条)と正当な補償、 そして人身の自由の土台となる31条の適正手続まで、要点をやさしく整理します。
「ゼロから行政書士」第8回。人権分野の締めくくりとして「参政権」と「社会権」を解説します。 政治に参加する参政権(15条)と選挙の基本原則、社会権の中心である生存権(25条)、 教育を受ける権利(26条)、そして労働三権(28条)まで、要点をやさしく整理します。
「ゼロから行政書士」第9回。統治機構の第一歩、「国会」を解説します。 国権の最高機関・唯一の立法機関という地位(41条)、二院制と衆議院の優越、 法律ができるまでの流れ、そして国会議員の3つの特権まで、要点をやさしく整理します。
「ゼロから行政書士」第10回。統治機構の二つ目、「内閣」を解説します。 行政権は内閣に属する(65条)こと、国会との関係である議院内閣制、 内閣総理大臣の地位と権限、内閣の権能(73条)、総辞職まで、要点をやさしく整理します。
「ゼロから行政書士」第11回。統治機構の三つ目、「裁判所」を解説します。 司法権とは何か(76条)、その対象である「法律上の争訟」と司法権の限界、 違憲審査制(81条)と「憲法の番人」、裁判官の独立と身分保障まで、要点をやさしく整理します。
「ゼロから行政書士」第12回。いよいよ最重要科目「行政法」に入ります。今回はその土台、 「法律による行政の原理(法治主義)」を解説。法律の法規創造力・法律の優位・法律の留保という 3つの内容と、法律の留保の通説「侵害留保説」まで、要点をやさしく整理します。
「ゼロから行政書士」第13回。行政法の中核「行政行為」を解説します。 行政行為の分類(法律行為的/準法律行為的、許可・特許・認可の違い)と、 公定力・不可争力・不可変更力・自力執行力という4つの特別な効力を、要点をやさしく整理します。
「ゼロから行政書士」第14回。行政行為の「瑕疵(欠陥)」を解説します。 取り消しうべき行政行為と無効の区別(重大明白説)、そして職権取消しと撤回のちがい (当初の瑕疵か後発事情か・遡及か将来効か)を、要点をやさしく整理します。
「ゼロから行政書士」第15回。「行政裁量」を解説します。覊束行為と裁量行為のちがい、 裁量があると裁判所は当・不当でなく違法だけを審査すること、そして裁量権の逸脱・濫用が あれば取り消せること(行政事件訴訟法30条)まで、要点をやさしく整理します。
「ゼロから行政書士」第16回。国民が義務を果たさないときの「行政上の強制手段」を解説します。 強制執行(代執行・強制徴収など)、義務を前提としない即時強制、そして行政罰 (行政刑罰と秩序罰)まで、似た用語を整理しながらやさしく解説します。
「ゼロから行政書士」第17回。行政書士試験の頻出「行政手続法」に入ります。今回は「申請に対する処分」。 審査基準(定めるのは義務)、標準処理期間(定めるのは努力義務)、申請への応答、理由の提示まで、 義務と努力義務の違いを軸に、要点をやさしく整理します。
「ゼロから行政書士」第18回。国民の権利を制限する「不利益処分」の手続を解説します。 処分基準(定めるのも公にするのも努力義務)、聴聞と弁明の機会の付与の使い分け、 不利益処分の理由の提示(14条)まで、義務と努力義務の違いを軸にやさしく整理します。
「ゼロから行政書士」第19回。行政手続法の総仕上げとして「行政指導・届出・意見公募手続」を解説します。 行政指導は任意が基本で、従わないことを理由に不利益な扱いは禁止。届出は到達で手続上の義務が完了。 意見公募(パブリックコメント)でルール作りに国民の声を反映する流れまで、やさしく整理します。
「ゼロから行政書士」第20回。第1シリーズの締めくくりとして「行政不服審査法」の全体像を解説します。 処分に不服があるとき、行政に対して簡易・迅速に救済を求めるしくみ。裁判と違い「不当」も争えること、 審査請求中心主義、審理員と行政不服審査会が公正さを支える流れまで、やさしく整理します。
「ゼロから行政書士」第21回。行政不服審査法の2回目です。 前回学んだ全体像をふまえ、今回は「審査請求」の手続と裁決を、はじめての方にも わかるようにやさしく解説します。請求できる期間、審理員のもとでの審理の流れ、 執行不停止の原則、そして裁決の種類まで、試験でねらわれるポイントを整理します。
「ゼロから行政書士」第22回。知識ゼロから合格を目指すシリーズです。 今回から行政救済法の後半、行政事件訴訟法に入ります。 まず全体像として「4つの訴訟類型」と、抗告訴訟に含まれる「6つの訴え」、 そして取消訴訟の入り口となる「処分性」の考え方を、はじめての方にもわかるように解説します。
「ゼロから行政書士」第23回。知識ゼロから合格を目指すシリーズです。 今回は、取消訴訟を起こすための「訴訟要件」のうち、原告適格・訴えの利益・出訴期間の 3つを、はじめての方にもわかるようにやさしく解説します。前回の処分性とあわせて、 取消訴訟の「入り口」をしっかり固めましょう。
「ゼロから行政書士」第24回。取消訴訟の入り口(訴訟要件)を抜けた先、 本案の「審理と判決」を、はじめての方にもわかるようにやさしく解説します。 職権証拠調べ、判決の種類、取消判決の3つの効力、違法判断の基準時までを一気に整理します。
「ゼロから行政書士」第25回。行政事件訴訟法の「仮の救済」を、知識ゼロからやさしく解説します。 訴訟を起こしても判決までには時間がかかり、その間に権利が失われることがあります。そこで、 判決を待たずに暫定的に権利を守るしくみが「仮の救済」です。